デューデリって知っていますか?②
カテゴリ: 不動産取引におけるQ&A
■ デューデリジェリジェンスの手続き、内容
通常、不動産を売買するときには、まず買主はその不動産を購入する意思があることを
買い付け証明書を売主に提出します。
そして売主と買主が売買の基本的な合意すると、買主は対象不動産のデューデリ
ジェリジェンスに入ります(この時点では買い主候補が複数いる場合もあります)
仮に不動産が瑕疵が見つかれば、買主は売買金額の引き下げ交渉をしたり、場合に
よっては、取引自体を取り消すこともできます。特段の問題が見つからないければ、
当初の条件通りに売買契約を結ぶことになるのです。どこまで調査するかにもよりますが、
ひと通りのデューデリジェリジェンスを買主が実施する場合、通常は3週間から1ヶ月
程度かかります。なお、売主が売買に備えて、事前に各分野で有力な専門機関に依頼し、
デューデリジェリジェンスを実施する場合もあります。
デューデリジェリジェンスは、物的調査、法的調査、経済的調査の3つの分野に
わたって実施されます。モノとしての不動産の状況を調べるのが物的調査であり、
対象となる土地と建物の双方について現地での実査も含め、詳細に調査します。
土地に関しては、対象地の確認はもちろんのこと、隣地との境界、地質、地盤の強度、
埋蔵文化財、地価埋没物についてもチェックします。
建物についてもエンジニアリングレポートなどを利用して、さまざまな内容を
チェックします。土地と建物の両方に関係するのが、環境調査です。
ここでは、人体に有害な化学物質が土壌に含まれていないか、発ガン性のあるアスベスト
などの物質が建築資材に含まれていないかといったことをチェックします。
