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デューデリって知っていますか?④

カテゴリ: 不動産取引におけるQ&A

     エンジニアリングレポートとは何か

 

これまでの不動産取引では、土地についての現状や権利関係などが重視され、建物の

物的構造は、どちらかといえば軽視されがちでした。例えば、不動産の売買に際して、

不動産仲介会社が作成して買主に説明する重要事項説明書でも、建物に関しては所在地、

種類、構造、建築時期などが記載されているにすぎませんでした。構造計算書の偽造や

アスベスト問題が騒がれたこともあり、最近ではこれらの項目についても重要事項として

記載することが義務付けられてましたが、詳細に調べようとするときには、これだけで

十分ということではありません。また、建物・設備の老朽化や今後どのくらいの

維持補修費が必要となるのかといった点に関しても、重要事項説明だけで把握することは

困難です。

 

一方、最近では不動産の買主・投資家に自己責任が求められるようになったため、売買の

前に土地だけ詳しく調べるだけでは足らず、建物についても客観的なデータで調査する

ことが必要とされています。そこで、建物を調査した結果をもれなくわかりやすい様式で

まとめたエンジニアリングレポートが求められることになったのです。

 

エンジニアリングレポートをチェックするときの主なポイントに、建物の修繕更新費用、

再調達減価、耐震性があります。地震リスク評価の指標として、PML

(想定される最大の損失)が使われ、目安としては15%~20%を上回ると耐震上

問題ありとされることがあります。ただし、評価機関によって数値に違いが

出てきますので、

評価期間の特質をよく見極めたうえで、この数値を活用することが必要です。

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